先日ケンタッキーのチキンが無性に食べたくなったんですけど、なかなかタイミングが合わず絶望していたんですよね。(何の話?)
そんな消化不良のある日、いつものスーパーで手羽元が半額だったので
よし、作るか。
という気分になったわけで、生まれたレシピをご紹介します。
テーマは「簡単で再現性が高いけど、お店の味」であること。手羽元は金額もお手頃で肉質もジューシーなので、唐揚げやフライドチキンにはぴったりの部位です。衣や揚げ方にもややポイントがあるのでお伝えしますね♪
今回は下味をつけたお肉に、スパイスを混ぜ込んだ粉をまぶして揚げる方法です。スパイスの種類も「ガラムマサラ」だけ揃えてくれたら美味しく作れるように調整しました。
ガラムマサラは、通常3~10種類のスパイスを配合して作られたミックススパイスの総称。ブラックペッパー、カルダモン、コリアンダー、クミン、シナモン、クローブ、ナツメグなどが用いられ、チリーペッパーを加えてさらに辛みを高める場合もある。
カレー粉とよく煮たいるが、大きな違いは色味(ターメリック)が入っていないこと。純粋に香りや刺激だけをプラスするときに使用する。
定番ミックススパイスみたいなものだと思ってください。
鶏手羽元で作るスパイシーフライドチキンの材料と作り方
下処理や付け込み時間、揚げ時間とそれなりに時間がかかりますが、特に技術は必要がない簡単なレシピです。
手羽元スパイシーフライドチキン材料 3〜4人前
- 手羽元 550g(8〜10本)
- ニンニクチューブ 2cm
- 塩 6g(小さじ1)
- 卵 1個
- 牛乳 60cc
「衣」 - 薄力粉 40g
- 片栗粉 40g
- ガラムマサラ 小さじ4
- 黒コショウ 小さじ1
- 顆粒コンソメ 小さじ1
- 塩 小さじ1
手羽元スパイシーフライドチキン作り方
一番初めに、手羽元を切り開きます。手羽元は骨の周りに肉がくっついており、身が分厚いので火入れにムラが出たり、時間がかかってしまうのでキッチンバサミを使って肉と骨を切り離します。火入れのムラを無くし、調理時間短縮にもつながります。
ボウルかバットに衣の材料を全て入れて混ぜ合わせておきます。
小麦粉と片栗粉を混ぜることで、ザクザクとパリパリ2つの欲張り食感を狙います。
ボウルに手羽元と塩、にんにくチューブを入れて一度もみ込みます。
卵と牛乳を追加して混ぜ合わせます。
最初から全ての材料を入れてしまうと、肉に味が乗り切らないので、よく揉み込んでから液体を混ぜましょう。
ピッタリラップをかけて冷蔵庫で3時間程度馴染ませます。
牛乳には臭み消しの効果と、お肉の水分を保つ(柔らかく仕上げる)効果があるんです。
時間が経って、手羽元に味がついたら衣付けして揚げるだけ。
ポイントは、一本一本丁寧に衣付けすること。
めんどくさいからってお肉をまとめてドバーッと粉に入れると、粉がペースト状になってネチャネチャになり大失敗するぞ!
160度〜170度の揚油で両面カリッと揚げ焼きする。
両面きつね色になれば
一度取り出し、余熱で中心まで火入れ。その間に次のチキンを焼きます。
フライパンにお肉を入れすぎると油の温度が下がってベチャベチャになるので適量ずつで!
一番分厚いお肉で中に火が入っているか確認し、中がまだピンク色であれば2度揚げしましょう。
サラダとともに器に盛り付け
レモンをそえる。
ザクザク食感でしっかり味の衣!理想のフライドチキンだ
鶏手羽元肉で作るスパイシーフライドチキンの完成です!
衣がカリッカリのザックザクです。今回は使用するスパイスをガラムマサラに絞ったので、どうしても「タンドーリチキン」のニュアンスが強いですが、、辛味もなく、しっかりと奥深い味わい。
じっくり余熱で火入れしたお肉はほろりとほぐれ、しっとりジューシー。
しっかり味のザクザク衣が、溢れ出る肉汁でたまらんことになっています(語彙力)
ただ、子供達がほとんど食べてしまい、大人用は1本だけなのが大きな反省点。作る分量は等倍して調整してください!
動画でレシピを見る場合はこちら↓
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