今回紹介したい商品は、深みと気品が広がる「アドリアーノ・グロソリ社」のバルサミコクリーム。
普通のスーパーに置いているところを見たことがないので、いつもカルディで購入しています。
金額は250mlで1000円くらい(2024年1月)
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大量に使うものではないので、かなりコスパ良いです。
この商品、実はかなり前からおすすめしているのですが、改めて深堀りしてご紹介します。
ただ美味しいではなく、メーカーの歴史なんかも知るとより愛着が湧きますからね♪
料理人から見たバルサミコクリームの魅力
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料理人から見た、このバルサミコクリームの魅力は以下の通り。
- 煮詰める手間がいらない
- 大容量でコスパよし
- いつもの料理が外食風に
- 長期保存できる
順に解説します。
煮詰める手間がいらない
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そもそもバルサミコ酢は原料のぶどう果汁を煮詰めて、樽で長期熟成したもので「液体」なのです。
そのまま料理にかけてしまうとビシャビシャになり、全てに染み込んでしまうため、鍋で煮切って濃度を漬けます。
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これが焦げやすく、ごく少量になるので難易度が高いのです。
バルサミコをもっと手軽に使える「仕上げ用」として非常に便利です。
似たものでワインビネガーがありますが、詳しく語ると長くなるので今回割愛します。
※バルサミコ酢とワインビネガーの違いは?※の記事執筆予定
大容量でコスパよし
250mlで1000円〜1500円程度の金額なのですが、これ濃度がついた状態ですので、かなり大容量です。
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開封後はなるべく早めに消費を推奨ですが、実際開封後2ヶ月程度たっても、消費期限内であれば風味にほとんど変化は感じられませんでした。
いつもの料理が外食風に
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何にかけてもおいしいのがポイント。
はちみつのようにコクのある甘さに、プルーンのような濃厚な酸味。
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お豆腐やチーズ、お肉やサラダにかけるだけで一気にレストランクオリティに進化します。
バルサミコクリームはどんな料理に使えるの?
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バルサミコクリームはすでに濃度がついているので、マリネまたは仕上げにかける用途が多いです。
あっさりのサラダチキンや、こってりした牛ステーキ、フルーティな季節のカプレーゼなど幅広く使用することができます。
バルサミコ酢を使って実際に作ってみたレシピ
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最近このバルサミコを使ったレシピを紹介したレシピです。
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他にも揚げナスをバルサミコクリームで和えるだけのものや、ポークソテーにたっぷりかけたり、、
随時更新します。
アドリアーノ・グロソリ社のアチェート・バルサミコについて(マニア向け)
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このアチェートバルサミコ酢を作っているのは本場イタリアのアドリアーノ・グロソリ社。1891年にアドリアーノ・グロソリさんが設立したアチェート・バルサミコのパイオニアであり、世界中でも人気なバルサミコの製造メーカーです。
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アチェートはイタリア語で「酢」、バルサミコは「かぐわしい、芳香の」って意味です。
アドリアーノ・グロソリ社のアチェート・バルサミコは原料をすべて「モデナ産」に統一する強いこだわりを持ち、上品な酸味、深いアロマと濃厚な味わいが特徴です。
当時のモデナ一帯を治めていたエステ家の侯爵が、オーストリア皇帝の戴冠式に贈り物として送られたと記述されており、当時最高級の贈り物だった事がわかります。
なので別名“アチェート・ディ・ドゥーカ”(侯爵の酢)としても知られています。
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ちなみに日本のスーパーに売っているバルサミコは「バルサミコ風調味料」モデナ産のものでないとアチェートバルサミコは名乗れないそうです。
こだわりの品質管理
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アドリアーノ・グロソリのバルサミコクリームには、ロットNo.が印字されています。
そのロットNo.からはどのタンクでブレンドされたか、熟成開始日・終了日、どのロット原料か、原料の量、入荷日までトレースが可能です。
さらに熟成期間中は15日ごとに中身を化学的・官能分析を行っています。(原料となるワインビネガーも同様に品質管理をしているそう)
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まさに徹底的。工場見学してみたい、、、
アドリアーノグロソリさんは世界にバルサミコを広めたすごい人
アドリアーノ・グロソリさんは長年にわたりバルサミコ酢の名を世界に広めた功績をたたえられ、、92歳にして、イタリア共和国大統領より名誉ある騎士(‘ナイト)の称号を授与されたそうです。
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家庭で使っていた調味料を世界にひろめるって本当にすごいですよね・・
まとめ
本記事では、カルディで購入したおすすめのバルサミコクリームについて、使い方やその歴史についてお話しました。
最後まで読んでくださった方は、少しだけバルサミコの歴史に詳しくなったのではないでしょうか?新しい調味料は料理のレパートリーを広げ、食卓を豊かにしてくれます。
まだ使ったことがない方がいれば、ぜひ一度手にとって見てください♪
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